2017 9月

未来を担う調理士の方の登録をお待ちしています

現在、調理士業界は慢性的な人材不足と高齢化に悩まされています。
かつて、食糧事情が厳しかった時代には、調理士になっておけば、とりあえず食べるに困ることだけはない、などと言われ、調理士が人気職種だった時代がありました。
人材が豊富であれば、当然のようにお互いが切磋琢磨し、今日の日本の食文化を継承し、築き上げてきたのです。
ところが、ホワイトカラー主流の時代が訪れると、調理の現場は拘束時間があいまいで、刃物や熱湯・油などを使い、主従関係が厳しいなど、いわゆる3K職場として、次第に若い人材の参入が減ってきました。
しかしここにきて、政府の地道な労働環境改善への取り組みが功を奏して、労働時間、労働環境、賃金などは劇的な改善を見せてきております。
それに呼応するように、若い世代でも伝統の日本食を勉強したい、フランスに留学して本物のフレンチの修業をしたい、という人たちが増えてきているようです。
今、しっかりとスキルを身に付け、将来を見据えて仕事に取り組んでいけば、あなたの存在は、我が国の食文化にとっても貴重な存在となることでしょう。
人材難に伴って、今や賃金も一般のホワイトカラーを凌ぐ職場も増えてきています。
どのような道筋で、将来への調理スキルを磨いていけばよいか、迷われている方は、ぜひ職業紹介所を活用してみてください。
調理士.com 登録の紹介所は、和食・洋食を問わず、創業100年を超える経験豊かな紹介所も多く、貴方の要望や性格、その時点でのスキルなどを、豊富な経験から勘案し、相応しいクライアントへのマッチングを図っています。
どうぞ、将来へのビジョンを持って、紹介所の門を叩いてみてください。

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